2013 April

Tokyo

 
 
同級生のイラストレーターM氏の展示会に伺う。南仏がテーマのコラボレーションで、帽子やアクセサリーのデザイナーの作品もとってもカワイイ!早く暖かくなりますように・・・。

 

Paris

 
 
 
友人の建築家D氏のお宅に、次回のチャリティーのプロジェクトで使う絵を選びに行く。昔の作品から 選んでも・・・と全部見せて頂く。色のある作品もヴィヴィッドで美しいけれど、やっぱり「このイヴェントのために」と描いて下さった作品に決める。休日は いつも絵を描いて過ごしているとかで、紙の種類も画材の種類も多岐に渡り、ボザールの学生だった頃は建築をやめて絵画に移ろうかと思ったこともあるという のも頷ける。

 

Paris

   
 
 
 
 
 
 
ポンピドーセンターにベネズエラ人のアーティスト「SOTO」の展覧会を見に行く。
Jusu Rafael SOTO(1923-2005) はベネズエズエラのボリバル出身のオプ・アート、キネティック・アートのアーティスト。1950年代に始まったキネティック・アートの旗手の一人で、ジャ ン・ティンゲリーなどと共にこの分野が盛んになる時代を過ごす。ポンピドーセンターのエントランスホールや、NYのグッゲンハイム美術館でも見たことがあ るはず。視覚の魔術師と呼ばれ、プレキシグラスを幾重にも重ねてオプティカルな効果をかもし出す、視る者の視点によってイメージが変動(メタモルフォー ズ)する作品は、人間の視覚への挑戦でもあったという。長い間見ていると、めまいのような感覚に陥る・・・。
1923年にボリバルというベネズエラの首都から遠く離れた街で生まれ、カラカスの造詣 美術学校で学んだ。この頃ベネズエラはヨーロッパから遥かとおい辺境の地、ブラックやセザンヌに影響を受けたとあるように、ヨーロッパからかなり遅れた教 育であったのだろう。晩年は「若い人たちのために」と自分の作品をボリバル市に寄付し、市が土地を提供して美術館の構想がスタートする。南米有数の財閥シ スロネス一族が経営する美術館となる。ぜひ一度訪れてみたい・・・。
生前、美術館でSOTO本人に会ったことがある私。何とニコニコと一緒に写真を撮ってくださったことを思い出す。

 

Paris

 
 
expo index ポンピドーセンターでポーランドのアーティスト「ALINA SZAPOCZKNIKOW 1926-1973」(の展覧会を見る。46歳という若さでなくなるまで、彫刻、ドローイングなど数々の作品を残している。何かを訴えるような叫びのような作品に、少し恐くなる・・・。 page top

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